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環境設定ファイル mt-config.cgi の編集

・シックス・アパートのサイトで、MovableType3.3本体のダウンロード手続きを済ませ、MT3.35(2007年7月現在)を入手します。

・入手した、「MT-3_35-ja.zip」 を解凍します。
 ここでは解凍ソフトとして、日本で有名な「Lhaplus」を使用します。

・解凍後、設定ファイル「mt-config.cgi」の内容を修正追加します。

MovableTypeのスクリプト(cgi)を実行するのに欠かせない情報の殆どは、システムの環境変数として設定されています。そのため、利用している(レンタル)サーバーの様々な環境に合わせた初期値を、環境設定ファイル「mt-config.cgi」に設定する必要があります。

1.解凍した「MT-3.35-ja」のフォルダを開くと、次のような画面が表示されますので、

 「mt-config.cgi-original」ファイルを見つけます。
 このファイルをコピーなどして、「mt-config.cgi」ファイルを作成します。作成した mt-config.cgi ファイルをテキスト・エディターで編集します。
 ここではテキスト・エディタとして、日本で有名な「秀丸」を使用します。

2.mt-config.cgi ファイルを秀丸エディタで開くと、次のような画面が表示されますので、

 ①15行目を修正して、Webブラウザから(レンタル)サーバーへ設置したMT3.35へアクセスする時のパス(=URL)を設定します。

 例えば、取得したドメインが mtdaisuki.com で、Webのルート・ディレクトリ下の mt33 フォルダに設置する場合。

  CGIPath http://www.example.com/cgi-bin/mt/
   ↓
  CGIPath http://mtdaisuki.com/mt33/

 ②21行目を修正して、環境変数を削除(=コメントアウト)します。

  StaticWebPath http://www.example.com/mt-static
  ↓
  # StaticWebPath http://www.example.com/mt-static

 ③43行目を修正して、SQLite を使用する時のデータベース保存名をパス付きで設定します。
  XREA(+)では、MySQL SQLite BerkeleyDB 共に利用可能ですが、ここでは SQLite を利用します。

 例えば、データベースの保存フォルダを「db」、保存ファイル名を「mt33.db」とした場合。

  Database /path/to/sqlite/database/file
   ↓
  Database ./db/mt33.db

  注意 : ドット(=.)を忘れないようにして下さい。

 ④利用しないデータベースの行を修正して、環境変数を削除(=コメントアウト)します。

  不要なデータベースの設定項目の先頭行に#を追加します。

 ⑤ファイルの最終行の下に、次の内容を追加します。

  DBUmask 0066
  HTMLUmask 0062
  UploadUmask 0062
  DirUmask 0072

 XREA(+)では、Webサーバーがsuexecを使用しているので、必要な設定となります。
 この設定により、他のユーザーがファイルを変更したり、削除することを防ぎます。



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  3. mt-config.cgi ファイルの修正確認

  4. MovableType3.3のファイルを(レンタル)サーバーへアップロード

  5. MovableType3.3のセットアップ(インストール)

  6. MovableType3.3へのログインと、ブログの設定


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2007年07月22日 10:41に投稿されたエントリーのページです。

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